デモシーンへようこそ

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デモシーンに関する記事を書き始めてから、早いものでもう10年強。このブログでデモシーンを知った、またはデモシーンカルチャーの入り口としてブログを使っているなど、大変光栄なご感想を世界各地の皆さんからたくさんいただくようになりました。(ありがとうございます…)

この分野の専門家ではない私ですが、せっかくですからここからこのカルチャーをさらに深く知るための次のステップをご紹介できればと思います。

📍デモシーンを発見したばかりの方、または「デモシーン」という言葉を約10秒前に知ったという方には、こちらのドキュメンタリー(日本語字幕あり)を見ることを強くお勧めします。90分と聞くと長いと感じるかもしれませんが、長い目で見ても見なくても、これがデモシーンを知るための最短経路だと思います。作中ではハンガリーのシーンがメインに取り上げられていますが、デモシーン全般の歴史や構造を学べます。

📍「デモ」が実際にどんなものなのか、とりあえず見てみたいという方は、Youtubeで「demoscene」と検索すると多数のデモ作品がチェックできます。プレイリストやおすすめを見ながら気になるグループが見つかったら、demozooというサイトでグループ名を検索すると過去の作品がリストで表示されます。

*標準的なパソコン(ゲーミングPCではないもの)をお使いの方は、実際のデモのファイルをダウンロードして実行することはお勧めしません。普通のPCだと処理能力が追い付かないことが多く、PCの調子が悪くなることがありますのでYoutubeバージョンで楽しみましょう。最近の作品は、ほぼすべてがHD画質で提供されています。

また、デモ作品の検索にはPouetというサイトも使えますが、個人的にデモシーン初心者の方にはdemozooのご利用をお勧めします。プログラマーやミュージシャン、グラフィックアーティストなど、グループのメンバー名まで気にするようになってきたら、Pouetが便利になると思います。(Pouet は長い歴史のあるデモシーンのポータルサイトで、デモシーンカルチャーの中枢と言えるウェブサイトなのですが、活用するには少しカルチャーの知識が必要になるためです。)

📍デモパーティーに参加してみたいと考えている方は、demozooPouetで近日開催予定のデモパーティーのスケジュールが確認できます。ちなみに、現在世界最大規模を誇るのはドイツで毎年春に開催されるRevisionですが、日本はもちろん世界各地でさまざまな規模のデモパーティーが開催されています。ライブ配信をしているパーティーも多く、過去のイベントの様子をYoutubeで見られるものもあるので、各パーティーのウェブサイトやYoutubeアカウントをチェックしてみてください。

また、少しでもお役に立てればということで、私のMastodonのタイムラインにもデモ作品のビデオを流していこうと考えています。すでに大脱線の兆しを見せていますが、気が付いた時に投稿していきたいと思います(予定)。それから、私がデモパーティーに参加した感想など、デモシーン関連のブログ投稿はこちらからご覧いただけます。

デモシーンへようこそ!(まさかこのセリフを私が言うことになるとは…!)

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