“The Story of A Robot” (あるロボットのおはなし) Pt.3

“The Story of A Robot” (あるロボットのおはなし) Pt.3

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DisclaimerI borrowed a name and character figure from Gargaj (and I got his permission to publish in here, thanks! :), but all characters (traits) and events appearing in this work are fictitious. Any resemblance to real events or persons or products is purely and definitely coincidental.
 
 
おことわり:以前にもインタビューさせていただいたGargajさんから、名前とキャラクターをお借りしましたが(ちゃんと公開許可をいただきました笑)、この物語はあくまでフィクションです!実在の人物や団体、イベントに酷似している点があったとしても、それはまぼろしであり、実在のものとは関係ありません、のでご注意ください。 

 

17)   ガーガイが公園でひとりで遊んでいると、どこからか小さなとりが飛んできて、ガーガイに話しかけました。「ずいぶんさみしそうだね」 「そうなんだ、さみしいなんてものじゃないんだ」 「どうしたの?」
 
 
18)   「コンピュータでカッコイイものを作ったんだけど、みんなが気に入ってくれなかったんだ。どうしてなのかわからないし、今まで自分がやってきたことが全部ダメって言われたような気分というか、、ボクが生きてる意味なんてあるんだろうかって思うんだよ、、。それに、新しいものを作ろうと思っても、すごく怖いんだ、、、」 ガーガイは泣きました。

 

19)   小さなとりははっと思いついたように、「もしかして、コンピュータの才能がないんじゃない?」と言いました。「コンピュータなんてやめちゃいなよ!やめて、何か他のことをやってみたらいいんじゃない?」

 

20)   そこで、ガーガイはコンピュータをやめて、他のことに挑戦しました。

 

21)   でも、何をやっていても、ガーガイの頭からはずっとコンピュータのことが離れませんでした。

 

22)   そして、長い間いろんなことを試したあと、ガーガイはコンピュータの電源を入れてみることにしました。「もう好きじゃないかもしれないし、、」 「ニュースだけでもチェックしてみようかな、、」

 

23)   たくさんのアップデートとアップグレードが終わると、コンピュータの世界が再びガーガイの目の前にあらわれました。ガーガイは、雷に打たれたような気分になりました。

 

24)   ガーガイは思いました。「なんて楽しいんだろう、、。やっぱり、ボクはコンピュータが大好きだったんだ、、、」

 

25)   その日から、ガーガイはまたコンピュータを使い始めました。上手じゃなくても、他の人が気に入らなくても、気にならなくなりました。そして、ガーガイがあまりにも楽しそうなので、何をしているのかまわりの人が興味を持つようになりました。

 

26)   ある日、ガーガイはデモシーンのコンテストから招待状を受け取りました。「たまには遊びにおいでよ」 ガーガイは迷いましたが、また会いたかった人の顔が浮かんだので、遊びで作ったものを持って、コンテストに出かけることにしました。

 

27)   コンテストの場所に行くと、みんなとても嬉しそうにガーガイを迎えてくれました。「おかえりガーガイ!」 「ただいま!」 

 

28)   そしてコンテストが始まりました。みんな、ワクワクしながら大きな画面を見つめています!

 

29)   コンテストの帰り道、ガーガイは前に話をした小さなとりを見かけました。「ねえ、とりさん」 ガーガイは声をかけました。

 

30)   「ボク、いろんなことを試してみたんだけど、やっぱりコンピュータに戻ったんだ。キミが言ってたように、ボクには才能がないかもしれないし、他の人はボクの作ったものを気に入ってくれないかもしれないけど、でももういいんだ!コンピュータを使っていると、ボクはしあわせな気持ちになれるし、そんな風にボクをしあわせな気持ちにしてくれるものが見つかって、本当にうれしいんだよ!」
 
31)   「そうなんだ、よかったね!」小さなとりは言いました。「でも、、。ごめんね、あたし自分があなたに何を言ったかちっとも覚えてないの。っていうか、、、あたしたち、前に会ったことあるかしら?」
 
おしまい


(*Sorry, I messed up with the tense…)
 
Because I borrowed the name and avatar from the real person, it may confuse some people but I emphasize that this story is a fiction. (well I must say that his avatar is not too complicated to draw… that’s why… 🙂 Sure there might be some similarities because Gargaj is a demoscener afterall, but there are lots of other people and demosceners’ bits in it, and there are lots of me in it. 
 
Nevertheless, I’d like to give big thanks to Gargaj who let me do whatever I want with his name/avatar, and I’d like to dedicate this doodle on the notepad to past, current and future demosceners… 😀 Thank you, Good luck and Have fun!
 
 
実在の人物からお名前とアバターをお借りした関係で、「これは実話なの?」と混乱した方もいらっしゃるかもしれませんが、このお話はあくまでもフィクションです。(とても描きやすいアバターだったのでつい、、、) とはいえ、実在のガーガイさんもデモシーナーですから、ご本人と似ている点はあるとは思います。でも、この話には、ガーガイさんだけではなく、いろんなデモシーナーや、それ以外の人物、そして私自身も入っています。
 
とは言え、お名前とアバターを好きに使わせてくださったガーガイさんに感謝です!そしてこの落書きは、過去、現在、そして未来のデモシーナーに捧げたいと思います!(笑) お読みいただきありがとうございました!

 

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